HOME次世代へつなぐチャレンジNPO法人 にしよどにこネット
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次世代へつなぐチャレンジ街おこしの現在地を追う

代表理事の福田さん 副代表理事の小田和さん

NPO法人 にしよどにこネット

代表理事の福田さん

副代表理事の小田和さん

地域を挙げての子育てに向けて、寄り添ってくれる人と場所を形づくる

子どもたちは歓声を上げ、保護者同士の間には活発なコミュニケーションが生まれる。ここは、幼稚園でも保育園でもない。NPO法人にしよどにこネットが運営する「にっこりRoomおおわだ」だ。にこネットは大阪市の「つどいの広場」事業を受託し、このような地域子育て拠点を西淀川区内で3ヵ所運営。地縁の希薄な地域において、親子同士の顔の見える関係性づくり、支え合いの土壌づくりに注力してきた。活動はこれだけにとどまらない。年3回、区内の公園で子どもと大人が一緒になって遊ぶ「にしよど冒険あそび場」を開催。街と育児とをつなぐ小冊子『西淀川子育てすくすくウォーカー』も発行する。現在、法人の活動には年間のべ1万5,000人が参加している。

育児のしやすい環境から見えてくるのは、誰もが暮らしやすい地域社会

法人の前身団体の時代から活動するのは、代表理事の福田留美さん。自身も区内での育児経験があるが、転入を経て出産した当初は相談相手もできずにもがいたという。そんななか、前身団体が子育てサークルを開いていることを知り、参加を決意。証券会社での営業経験を活かして、いつしか子どもや保護者を支える側に回っていた。目下、福田さんが目指すのは単なる子育て支援ではない。開かれた形でイベントや講座を運営することで関係人口を増やし、育児を起点に地域のつながりを深める仕組みをつくりたいというのだ。2008年の法人設立から時は流れ、より多くの世代が活動に関わるようになった。性別や世代、国籍を越えて豊かに暮らせる街へ。にこネットの歩みは続く。

妊婦さん・赤ちゃんとの交流から学べる場

2002年、前身団体である心の子育てネットにしよどがわの時代から続くのが、区内の小中学校で行われている「いのちのふれ合い授業」です。地域の妊婦さんや赤ちゃん親子と交流したり、お話を聞くということを中心とした授業で、子どもたちに「いのちの尊さ」、「人と人のつながりの大切さ」を伝えたいという思いで開催しています。児童や生徒にとってみれば、子育てが可視化される貴重な機会。リアルな交流を通して、自分自身が親になったときのこと、命そのものについて考えることをうながしています。

妊婦さん・赤ちゃんとの交流

地域を巻き込む活動を実践

「みんな集まれ!ファミリーひろば」や「にしよど冒険あそび場」には、尼崎信用金庫も受付や運営で協力。このように地域のプレーヤーを巻き込むことで、外部との関係性強化に努めています。立場や世代の異なる人や団体との継続的な関わりは、にこネットの大きな財産。育児に寄り添うことが活動の根幹にあることは確かですが、このリソースを活かして西淀川に暮らす人の「やってみたい」をサポートし、街ぐるみで豊かな社会を実現したいと福田さんは考えています。

地域を巻き込む活動
NPO法人 にしよどにこネット

NPO法人 にしよどにこネット

大阪市西淀川区大和田6-3-29

TEL:06-6195-1303

URL https://niko-net.sakura.ne.jp