HOME街の社長夢を語る現場の課題感からつむがれる自動化の未来
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HEART INTERVIEW
代表取締役社長 田簔 真司 氏

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現場の課題感から
つむがれる
自動化の未来

株式会社朝日工業

代表取締役社長 田簔 真司 氏

あましん サクセスネットクラブ 副会長

“見せる工場”づくりから生産現場に革新を与える

尼崎市内の住宅と工場が混在するエリア。自動車部品メーカーを主要顧客に、機械加工・検査といったフィールドで質の高い仕事を積み重ねるのは、朝日工業だ。

パーツフィーダー

ここ数年はパーツフィーダーと呼ばれる部品供給機の設備開発を通した自動化・省人化にも果敢に取り組むようになり、人手不足が叫ばれるものづくりの世界に一石を投じようとしている。その先頭に立つのが、2代目の田簔真司社長。まずは自社工場の生産体制を刷新することで、取引先や将来の顧客に「見せる設備メーカー」をめざしたいと意気込む。そもそもは、田簔社長の両親が始めた部品検査事業に端を発する朝日工業。高校を卒業後、2年間の工場勤務とオーストラリア留学を経て入社した田簔青年は、次第に検査だけでは業界に立ち遅れてしまうという課題感を抱くようになった。そこで始めたのが自動車の内装に使用されている部品をはじめとする精密部品の加工。両親との間でけんかが絶えなかったと、苦笑まじりに当時を振り返る田簔社長だが、その思いは着々と形になりメーカーとしての地歩を固めていくことになる。やるからには、とことんやり抜くのが田簔流だ。製造現場に革新をもたらす新技術を求めて、常にアンテナを張り巡らせた。そうしたなか、出会ったのがパーツフィーダーという新たな活路だった。

横のつながりを活かして 求められる製品の実現へ

日本中を見渡してみても、部品製造と生産ラインの双方を手がける会社はそう多くない。しかし、朝日工業は現場を知るからこそ、効率的でコスト面にも優れるパーツフィーダーを世に送り出すポテンシャルを秘める。中小企業の設備投資は容易ではない。とはいえ、省人化というテーマから目を背けることもできない。その意味で、同社が果たそうとしている役割は決して小さくなかろう。未知の領域に足を踏み入れるにあたっては、近隣の製造業各社との横のつながりも大きく寄与した。経営者同士の集まりから協業が生まれるのはもちろんのこと、田簔社長自ら参加する消防団の仲間も工場の新築を手がけてくれるなど、思わぬところからビジネスを前に進める力が加わった。周囲の支えに応えるべく、田簔社長が標榜するのは「漢気のある会社」だ。安定品質、納期厳守、そして人の力を活かすための自動化へ向け、アクセルを踏み込む。

企業情報

株式会社朝日工業

株式会社朝日工業

1991年創業の精密部品メーカー。自動車部品向けの機械加工に加えて、各種生産ラインに部品を自動的に投入することで省人化を実現するパーツフィーダーの開発・製造にも注力。若手中心の組織で、あくなき技術革新を追求している。

尼崎市御園2-2-36
URL https://team-asahi.com

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