HOME街の社長夢を語る装いも美しく、金属の機能性を向上させる
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HEART INTERVIEW
装美株式会社 代表取締役社長 瀨賀 裕大 氏

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装いも美しく、
金属の機能性を
向上させる

装美株式会社

代表取締役社長 瀨賀 裕大 氏

あましん サクセスネットクラブ幹事

職人の手作業が実現する品質の高い金属部品塗装

金属焼付塗装を中心に60年以上、確かな塗装技術を積み重ねてきた。鉄道車両、医療機器、工作機械など、幅広いフィールドで金属部品塗装を手がけるのは豊中市郊外、猪名川近くに本社を置く装美だ。

粉体塗料や溶剤塗料を金属製品に塗布

同社が得意とする金属焼付塗装とは、粉体塗料や溶剤塗料を金属製品に塗布し、加熱処理を施したうえで硬化させる技術。小ロット生産を得意としており、熟練の職人の丁寧な手作業による塗装は素材の防錆性、耐候を向上させると同時に、リードタイムの圧縮にも貢献するとあって、顧客の厚い支持を得るに至っている。社名が表す通り、仕上がりの美しさも折り紙つきだ。「ベースメイクから仕上げまでを一貫して行う当社の塗装は、いわば女性のお化粧と同じですね」と語るのは、3代目の瀨賀裕大社長。2024年、38歳の若さにしてトップに就任して以来、顧客や従業員との対話を旨として家業を牽引してきた。
高度経済成長期の真っ只中に産声を上げた装美は当初、産業機器や家電の部品塗装から事業をスタートさせた。現在は鉄道関連の事業が売上の50%近くを占めるに至り、堅実なビジネスを展開している。鉄道車両の内外装から鉄道駅の発車標、さらには踏切を構成するパーツまで――私たちは日頃、知らず知らずのうちに装美の仕事を目にしているのだ。

社内外にアンテナを張り安定経営を前へと進める

装美が手作業にこだわる理由は、大規模な段取り替えを必要としないからだ。名刺サイズのものから長さ4メートルの大型部品まで、大小さまざまな製品を生産するにあたり、小回りの利く生産体制は大きなメリットとなっている。一方で要になるのが職人の養成。自らも手を動かした経験を持つ瀨賀社長は「失敗しても構わないので、まずはやってみること。そこから答え合わせをするんです」と育成方針を語る。社長業を務めるようになったいまも、2つの工場を頻繁に行き来しては従業員とコミュニケーションを図っているというから、頭が下がる。
社内はもちろん、社外にもしっかりとアンテナを張るのが瀨賀流だ。中東情勢悪化を受けた塗料の価格高騰も、徹底した情報収集でこの3月には予想がついていたといい、入念に対策を進めてきた。「暮らしの景観を美しくする」を掲げる会社は、これから先も時代を彩っていく。

企業情報

装美株式会社

装美株式会社

1962年(昭和37)設立の金属焼付塗装、樹脂塗装のプロフェッショナル集団。粉体、フッ素、アクリル、メラミンといった塗料を自在に操って、鉄道車両部品を核とした工業分野でさまざまな塗装を手がけ、人々の暮らしを支えている。

豊中市利倉2-6-20
URL http://www.sobi-tosou.com

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