HOME街の社長夢を語る道路舗装という営みで、信頼の年輪を刻む
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街の社長
夢を語る

HEART INTERVIEW
山田工業株式会社 岡本 光永 氏

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道路舗装という
営みで、
信頼の年輪を刻む

山田工業株式会社

代表取締役 岡本 光永 氏

あましん サクセスネットクラブ 幹事

地域における道路舗装をリードしてきた ”人間力”

尼崎の街にまだ砂利道が目立った当時から、道路舗装に乗り出して60年あまり。山田工業はこの地域におけるアスファルト舗装の草分け的存在として、おごることなく技術を高めてきた。「見えないところにこそ品質が宿るもの」と語るのは、代表取締役で4代目の岡本光永氏。現在は道路舗装に加え、中堅ゼネコンの協力企業としてガス管埋設後の復旧工事を主軸にする。また、震災後は土木工事にも事業を拡大させ、大阪・関西万博会場の基礎工事、日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎の周辺整備、阪神出屋敷駅前のリニューアルなど、長年の信頼を抜きにしてはなしえない仕事を託されてもきた。
大学を中退し、20歳のときに家業に入った岡本社長。当初から経営者志向で、営業、職人、現場監督、経理などさまざまな側面から会社のありようを俯瞰してきた。そのキャリアを通して学び取ったのが、相手の立場で仕事をする人間力だ。我々の生活に欠かせないインフラ工事は「そこに暮らす人すべてがお客さま」と岡本社長。温度管理の厳しいアスファルトを扱う技術、チームワークを磨きつつも、地域とのつながりが家業の根幹をなすことを、あらためて実感した。時として厳しい苦情に接することもあったが、インフラを支えているという使命感が青年の胆力をより強いものに変えた。

リブランディングを通し未来の信頼を固めていく

岡本社長が前社長(おじ)から経営を引き継いだのは2021年。目下、新たに取り組んでいるのが山田工業のリブランディングだ。ホームページやSNSの運用を通して会社の認知拡大を図るかたわら、ブルーカラーの価値を高め、若者から選んでもらえる「かっこいい職業」にすべく活動する団体「クール・ブルー」にも参画。目新しい施策にも思えるが、根底にあるのはやはり人とのつながりを大切にするという揺るぎない信念だ。工事現場にもAIが活用される時代になり、そのぶん企業価値を高めるためには人の魅力が重視されるようになった。岡本社長は顧客はもちろんのこと、若者や同業他社との関係性から生じる刺激を、山田工業を次なるステージへ押し上げる推進力にする構えだ。環境の変化によって形は変わっても、謙虚に、そして実直に信頼の年輪を刻んでいくのみ。100年100億円企業という大目標へ向けて、確かな道筋をつける。

企業情報

山田工業株式会社

山田工業株式会社

1961年(昭和36)創業。兵庫県南部から大阪市内にかけて幅広い道路舗装を手がける。確かな工事品質に強みを持ち、ゼネコンや官公庁からの信頼も厚い。河川工事、橋梁工事、土地造成工事といった土木分野でもその力を発揮している。

尼崎市長洲中通2-3-9
URL https://yamada-technical.co.jp

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